遂にLFAの後継モデルが来る?欧州レクサスが謎の最新モデル「Lexus LFR」の商標を出願!更に「UX300h」の商標も出願され新たなハイブリッドパワートレインが展開か

レクサスが何とも興味深い商標を出願!LFAと何か関係がある?

トヨタ/レクサスが2021年12月に開催したEV戦略において、ピュアEVモデルにおいても様々なカテゴリの選択肢を与えるために、15車種以上のピュアEVコンセプトカーを発表し、将来的に市販車として展開していくことを明らかにしましたが、今回はレクサスの欧州部門が、新たな商標を出願し話題になっています。

2022年10月14日、レクサス欧州が欧州連合知的財産庁(EUIPO)に出願したのは「Lexus LFR」と呼ばれるもので、これまでのレクサスのラインナップモデルとは異なる命名法です。

レクサスといえば、NX350/NX350h/NX450h+/RZ450eのように、最初の英文字2文字が「Nimble Crossover(NX)」「Radiant Zero(RZ)」といったそれぞれの車体サイズやコンセプトをイニシャル表記にしたもので、そのあとの数字が「排気量に相当するスペック(搭載されるエンジンの排気量と全く同じというわけではない)」、そしてその後の”h”がハイブリッド、”h+”がプラグインハイブリッド、”e”がピュアEVという意味合いになります(”d”がディーゼル)。

本来レクサスの車名には、「コンセプト」「排気量」「内燃機関 or EV」の3種類の意味合いがミックスされるわけですが、今回の「Lexus LFR」は、それとは全く異なるものに。


英文字3つのみが表記された量産モデルはLFAだけ

何とも興味深い名称ではありますが、レクサスが過去販売したモデルで、英文字3つだけなのは2010年に販売した「LFA」のみ。

このモデルは、レクサス/トヨタとヤマハの共同開発によって実現した世界限定500台のみとなる国産スーパースポーツカーで、LFAの意味も「Lexus F Sports Apex」の略で、つまりはレクサスのFシリーズの最高峰モデルの象徴であることを意味しています。

レクサスが英文字3つのみで、数字を使用しないのは相当に特別なことだと思うのですが、今回商標出願されたLFRも、もしかするとLFAの後継モデル?と考えても不思議ではないところ。

もちろん、現時点ではこの商標が何のことを指しているのかは明確ではありませんが、仮にLFAの後継モデルだとした場合、現実的に考えられるのはLexus Electrified Sport Concept(レクサス・エレクトリファイド・スポーツ・コンセプト)。

レクサスが2021年12月のEV戦略において突如公開したピュアEVスーパーカーで、SNSでは「LFAの後継ではないのか」「LCの後継かもしれない?」といった様々な意見がありましたね。

Lexus Electrified Sport Conceptは、2022年のグッドウッドフェスティバルオブスピードでも一般公開され、その後モントレーカーウィークでも特別展示。

ピュアEVなのでエンジンは搭載されないものの、0-100km/hの加速時間は約2秒と驚異的で、航続可能距離は700kmとなかなかに実用的。

本モデルの量産仕様では、シミュレートされたマニュアルトランスミッション(MT)が使用される?との噂もあり、この技術は電気モーターからの電力出力を制限し、ドライバーにギアを変更してロックを解除させると言われています。

ただし、システムはまだ実験段階にあると報告されているため、本当にこのシステムが導入されるかはわからないものの、トヨタはあくまでもスポーツカーを操作することの楽しさを追求していきたいのかもしれません。

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